引っ越しと部屋探しについて
受験後・就活後の新生活
辛い受験勉強と精神的にも苦しい就職活動を終えると新しい生活が始まります。県外の大学に進学する人は親元を離れて一人暮らしする人が大半でしょうし、就職活動後の新社会人も同様に最初のうちは地方に飛ばされる人も多いでしょう。
そこで必要になってくるのがお部屋探しです。寮に住むに場合・社宅に住む場合もあると思いますが、一応検討してみても悪くないと思います。
敷金礼金も払うので最低でも2年間、人によっては4年間も住むことになるのでここはしっかりと考えて選ぶ必要があります。
騒音・ゴミ捨て・プライバシーなどの隣人トラブルによる殺人や傷害事件が最近は増えてきました。
決して人ごとではない実感できる場所に住んでいるのでよくわかります。
おそらく大学生活の中で一番長く滞在するのが自分の部屋です。劣悪な物件に決めてしまうと勉強にも体調にも大きな悪影響があるというのが経験上、とてもよくわかっているので何としても部屋探しだけは全力でやっていきたいと思います。
3月・4月はとても混む
受験が始まるのがだいたい2月の上旬で、合格発表が3月の上旬です。国公立大学も私立大学も誤差はありますがだいたい毎年そんな感じの日程です。
新社会人になる大学生も1〜2月頃までは卒論を書き、2月から3月くらいまでは卒業旅行などで忙しく動き回ります。
そのため新生活が始まる4月に近づいたとき、つまり2月から3月になった時に思い出したように一斉に部屋探しを始めます。やっぱり月をまたぐと焦る気持ちになるんですよね。
というわけで3月・4月は新大学生・新社会人でとても混むようになります。
新しく大学に進学する60万人のうち、半分くらいが県外に進学するので30万人がそれぞれ部屋探しをします。特に東京・大阪・名古屋に集中しているのでこの大都市では相当な人数が部屋探しをすることになります。そこに新社会人も同数くらい加わるので何十万人という人が部屋探しをすることになります。
そうなれば良い物件・安い物件などのお買い得なところが軒並み抑えられてしまいます。
普通に考えて計画的に部屋選びをする人は少数派で大半が「そろそろ部屋を探そう」くらいに思っているはずなので、残っている優良な賃貸物件を巡って熾烈な競争になります。
引っ越し・部屋選びピーク時のデメリット
築年数の高い部屋が残る
どうせ同じ値段か少ししか違わないなら新築の物件がいいでしょうし、より築年数の少ない物件が売れていきます。
大学生の時に築年数の高い、とても古い賃貸物件に住んだことがあるのですが、壁は薄いし部屋は狭いしなんとなく埃っぽくて大変でした。埃っぽいというか湿気がすごくてカビが自然に発生する?みたいな感じでした。
おかげさまでくしゃみが止まらなくなったので藁にもすがる思いで空気清浄機を導入しました。
あととても古い物件だと法律が改正される前に造られていたりして耐震強度的に不安が残るところも多いと契約した後に教えてもらいました。先に言ってよ、という気持ちにしかなりませんでしたが。
気に入った部屋が先に取られる
なんでそんな変な部屋に住んでいたのかというと気に入った部屋がありそこに決めていたのですが、申し込みのタイミングが数分くらい遅くて先にとられてしまったからです。
同じ時に内覧していた人がいたのでできるだけ早く出したのですが取られてしまいました。仕方なくほかも探したのですが、大学の近くかつそれなりに安い物件となるとその部屋がベストだとその時は思ってしまっていたからでした。
仲介会社の対応が雑
自分が行った会社が悪かっただけかもしれませんが基本的に雑でした。ちなみに9月ごろに耐えられなくなって引っ越しを決めましたがその時の対応はけっこう丁寧でした。だから忙しくなると対応が雑になると勝手に思っています。
よく考えればまあその通りで掻き入れどきとはいえ入れ食い状態だと対応が雑でも契約は取れそうですし、なおかつ繁忙期だと忙しくてイライラしているのかなと推測しています。
「こいつはこのぐらいの部屋でええやろ」みたいな対応だったので今思うとけっこう悲しいです。
新生活スタート失敗?引っ越し時期がずれる可能性が高まる
新社会人の時ですが、これは自分の手際が悪かったのもあります。会社に入社するにあたって必要な資料が思ったより多く人忘れていたりしてそちらにばかり気を取られていました。
日程的にそろそろ引っ越さないとまずそうだなというギリギリのタイミングで引っ越しの見積もりを出しましたが、どこもその日程は厳しいと言われてしまいました。
仕方なく数日間はネットとパソコンしかない状態で過ごしました。これはこれでアリだなと思ったりもしました。
おすすめの部屋選びの方法と時期
2月がおすすめ・狙い目
以上の自分の経験 + 業者の友達から聞いた話を総合すると2月に部屋探しをするのが正解ということになります。都会の大学に進学する受験生の間では受験のために上京して受験後に物件を回って気に入った部屋を抑えておくそうです。
まだ合否も決まっていない状況で部屋を抑えるなんてと思っていましたが、無料でキープできるサービスもけっこうあるみたいです。
合格発表前お部屋予約サービスなんていうのもあり、ざっと調べたところエイブル、ユニライフ、レオパレス、学生ウォーカー、アットホームなどかなり有名どころも対応しているみたいです。
社会人にもやってくれないかな。
おしゃれな部屋の選び方・コツ
色々と考えてきましたが直営店?などを使う方法が一番良さげだと思います。(本当の意味での直営店とは違います。)
積水ハウスのシャーメゾンや野村の賃貸、ダイワハウスなどがそうです。
積水ハウス施工の「シャーメゾン」、ダイワハウス施工と書かれている物件はどれもおしゃれですしセキュリティもしっかりしています。普通のデザイナーズマンションよりもよっぽどおしゃれなんじゃないかという気がしています。 ペット可という物件も何気に多いです。
紹介されている物件の数は少ないですが、情報過多な他の仲介サイトと違って良質な情報だけ載っている気がします。
こういうサイトの良いところは効率よくおしゃれで新築の物件などを探せるところです。
おそらく騙しや客引き用のダミー物件も少ないか、ほぼないと思います。
おとなしく仲介サイトを使う
最近ではAndroidやiOSのアプリなどがあります。探すときには基本的に複数のサイトを並行して使います。
よく使うのはミニミニ、homes、アパマンショップ、suumoなどです。うまくやると家具付きの物件なども見つけることができますが、普通に買ったほうが効率が良いのではとさえ思ってしまう物件も多かったです。
サイトによって賃料が変わるということはなく、探しやすさと検索のしやすさがサイトごとに違うのでうまくお気に入りの物件を見つけるために併用しています。
まとめ
- 受験直後の2月くらいからすぐに物件探しをしたほうがいい
- 無料でキープできるサービスもある
- 部屋選びは慎重に